水素事業

世界から期待される新技術を通して
カーボンニュートラル社会の実現に寄与します。

政府は2050年までにカーボンニュートラルを目指すことを宣言し、脱炭素社会を目指しています。
その実現に不可欠なエネルギーとして、CO2を排出しない水素が次世代のエネルギーとして期待されています。
東京電力グループは国立研究法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の水素に関連する事業にいくつか参画しており、中でも当社は小規模パッケージ化した0.5MWパッケージ型P2G(Power to Gas)システム及び国内最大級である16MWプラント型P2Gシステムの設計・施工・運用保守に携わり、NEDO実証事業の実現に向けて貢献しています。
P2G(Power to Gas)システムとは、再生可能エネルギー由来の電力等を活用し、水の電気分解から水素を製造し、貯蔵・利用を行うシステムです。
カーボンニュートラル社会の実現に向け、再生可能エネルギーの導入拡大と温室効果ガスの削減において世界的に期待されている新しい技術となります。

水素エネルギー利活用の流れ

東京電力エナジーパートナー様P2G(水素製造システム)における当社の据付、組立工事事例

【500kwパッケージ型P2Gシステム全景】
【P2Gシステム】

出典:東京電力エナジーパートナー他プレスリリース(2024.2.26)、大成建設様HPより一部抜粋

東京電力ホールディングス様P2G(水素製造システム)における当社の据付、組立工事事例

出典:東京電力ホールディングス他プレスリリース(2024.2.20)

P2Gシステム 設備概要図

水素事業についてのよくある質問

Q.

水素はどのような用途に使えますか?

A.

水素は幅広い産業分野で活用できます。主な用途として、
工場の熱源:ボイラーの燃料として、蒸気や熱を供給
製造工程:各種製造プロセスの熱エネルギー源
電力供給:燃料電池による発電
モビリティ:燃料電池自動車(FCV)などの燃料
があります。従来の都市ガスや重油に代わる、クリーンな熱源として期待されています。

Q.

水素事業の実績を教えてください。

A.

私たちは国内の大規模プロジェクトにおいて、パッケージ型、プラント型の両タイプのP2Gシステムの設計・調達・建設(EPC)を手掛けています。
主な実績は以下のとおりで、現在実施中の案件も含みます。
・A社 500kwパッケージ型P2Gシステム
・B社 500kwパッケージ型P2Gシステム
・C社 16MWプラント型P2Gシステム

Q.

P2Gシステムの仕様・水素製造量を教えてください。

A.

<仕様>
基本パッケージ:幅12.2m×奥行2.5m×高さ2.9m
補機パッケージ:幅6.1m×奥行2.5m×高さ2.4m
重量:35t
基本パッケージ:水電解装置等の主要機器
補機パッケージ:純水装置等の補機類
<水素製造量>
500kwのワンパックP2Gシステムで120Nm3/hとなります。
24時間稼働の場合、年間製造量約100t(燃料電池車約50台/日燃料充填可能)
16MW大規模P2Gシステム2500Nm3/hとなります。
24時間稼働の場合、年間製造量約2200t(燃料電池車約200台/日燃料充填可能)

Q.

パッケージ型とプラント型の違いは何ですか?

A.

パッケージ型:500kW級の小〜中規模システムで、工場の一角に設置可能。
設置スペースが限られた場所でも導入しやすいのが特徴です。

プラント型:MW(メガワット)級の大規模システムとなります。
大量の熱需要がある工場に最適であり、大規模工場の脱炭素化を実現します。

Q.

どのような工場に導入できますか?

A.

ボイラーなどで熱エネルギーを大量に使用する工場に最適です。
具体的には:
食品・飲料工場
      建材製造工場
      化学プラント、製紙工場など
現在、都市ガスやLNG、重油をボイラー燃料として使用している工場であれば、水素への転換が可能です。

Q.

P2Gシステムについては国内への導入のみですか。

A.

実績は国内のみですが、海外への販売についても取り組んでいます。
具体的には、設計・組立て・試験を国内で実施し、海外への物品販売についても検討しています。

Q.

水素事業についてどのように伸びると考えていますか。

A.

2024年10月に水素社会推進法が施行され、今後水素に関して価格差支援制度も施行される予定であり、事業として拡大傾向にあると考えています。
それに伴って、新規採用を増やすなど、社内体制の整備について検討しています。

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