春から夏への切り替わり時期、皆様いかがお過ごしでしょうか。
尾瀬ヶ原の湿原もいつの間にかすっかり緑に染まり、花の種類が豊富になりました。
ガイドや山小屋で働く方々から前評判の高かったワタスゲの花穂(かすい)が、開き始めています。拠水林ではズミの花が満開となり、ピンクの花がショウジョウバカマからヒメシャクナゲへ移り変わりました。
東電小屋周辺では、ハクサンチドリやヒオウギアヤメの蕾も膨らみ、ヨッピ吊橋周辺のヤマドリゼンマイが葉を展開して、初夏の風景へようやく変わりつつあります。
また、天気予報では梅雨前線が太平洋側へ落ち、日本海側の空が晴れている事が多く雨の影響は少ないうえ、尾瀬の西北が晴れていると夕焼けの可能性も高まります。
7月上旬までは、大当たり年となったワタスゲの花穂が楽しめそうですので、ぜひ出かけてみて下さいませ。