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2020.10.23

【尾瀬情報】秋の終わり冬のはじまり

この一週間、尾瀬の風景は劇的に変わり、様々な表情を見せてくれました。

10月21日、霜が降りて真っ白な尾瀬ヶ原。

 

 

1018日、冠雪した至仏山と燧ヶ岳。

彩りと雪の白――両方を望むことができました。

東電小屋前より至仏山

 

燧ヶ岳を背景に見晴

 

ここからは至仏山荘のスタッフから頂いた、霜と星空の写真です。

19日早朝、景色は一面真っ白に。

霜が降りました。

キラキラ、キラキラ。

朝日を浴びてすべてが輝いて見えました。

――尾瀬の神様から最高の贈り物。

 

白鳥も。

ズミの実。

冬鳥たちの大切なごはんです。

種を飛ばし終わった後の植物の姿も美しいです。

霜の花。

 

山荘の営業が終了し、冬支度の用意を終えた夜。

ホッと一息つきながら見上げた空は、とてもとても美しい星夜だったそうです。

 

19日、満点の星空。

 

10月21日。

カラマツは黄葉し、風が吹くと針状の葉がサラサラと舞い落ちます。

それはまるで黄金色の雨のようです。

 

尾瀬は閉山の準備が進み、だんだんと訪れる方々も少なくなっています。

 

15時半頃でもう薄暗くなります。

また、山ノ鼻周辺ではツキノワグマが毎日のように出没していますので、

周囲の状況にご注意ください。