この一週間、尾瀬の風景は劇的に変わり、様々な表情を見せてくれました。
10月21日、霜が降りて真っ白な尾瀬ヶ原。
10月18日、冠雪した至仏山と燧ヶ岳。
彩りと雪の白――両方を望むことができました。
東電小屋前より至仏山
燧ヶ岳を背景に見晴
ここからは至仏山荘のスタッフから頂いた、霜と星空の写真です。
19日早朝、景色は一面真っ白に。
霜が降りました。
キラキラ、キラキラ。
朝日を浴びてすべてが輝いて見えました。
――尾瀬の神様から最高の贈り物。
白鳥も。
ズミの実。
冬鳥たちの大切なごはんです。
種を飛ばし終わった後の植物の姿も美しいです。
霜の花。
山荘の営業が終了し、冬支度の用意を終えた夜。
ホッと一息つきながら見上げた空は、とてもとても美しい星夜だったそうです。
19日、満点の星空。
10月21日。
カラマツは黄葉し、風が吹くと針状の葉がサラサラと舞い落ちます。
それはまるで黄金色の雨のようです。
尾瀬は閉山の準備が進み、だんだんと訪れる方々も少なくなっています。
15時半頃でもう薄暗くなります。
また、山ノ鼻周辺ではツキノワグマが毎日のように出没していますので、
周囲の状況にご注意ください。