こんにちは、尾瀬ネイチャーセンターです。
今日はスタッフお気に入りの尾瀬の道をご紹介します。
みなさんは歩いたことがあるでしょうか?
大清水~一ノ瀬間の会津沼田街道、旧道と呼ばれる道を。
低公害車両が走る道と並行して、森林内を歩くことができます。
冒頭の写真はカツラの大木です。
続いて、ブナの大木。
このトチノキも立派です!
この道は巨木に囲まれているんですよ♪
さて、このトチノキの樹皮をよ~く見てください。
大木になると、樹皮に不規則な割れ目ができて、大きく剥がれます。
剥がれた跡はこのように波状の模様になるのが特徴です。
この木が今まで生きてきた証がくっきりと刻まれているんですね。
キラキラした木漏れ日も美しい。
この日は晴れて暑いでしたが、
森の中に入ると葉っぱの日傘と木々の間を抜ける風で心地よかったです。
見上げると、ウワミズザクラの木には熊の食事跡、熊棚発見。
足元には、山ぶどうの落ち葉。
一枚の葉にこんなにもたくさんの色。
紅葉もだんだんとはじまってきました。
木が枯れ、枝が落ちたため、隙間に青い空が。
ギャップができていました。
こうやって、林床に光が差し込み、新たな草木が成長することができるのです。
最後に私が好きなミズナラの木。
とてもとても美しい。
私の旧道歩きはこの木に会いに行くのが目的になっています。
ミズナラのドングリもあちこちに。
いつかお母さんの木にように大きくなれるかなぁ。
今回は樹木を中心にこの道をご紹介しました。
この道は一言二言では語りつくせない魅力ある道です。
続きはまた次の機会のお楽しみに♪
尾瀬ネイチャーセンター