こんにちは。
今日も戸倉は雪。戸倉の事業所から、冬のたよりをお届けいたします。
この事業所のまわりは山林が多く、その森には多くの動物が生息しています。
しかし、実際に野生動物に出合えることは稀(まれ)。
彼らは私たちの目から隠れるようにして生活しているのですから。
しかし、雪の積もったこの時期は、
よ~く見て歩くと、あちらこちらに動物がいた痕跡を発見することができます。
食べ痕やうんち、足跡などの野生動物が残した「生活痕」を、“フィールドサイン”と呼びます。フィールドサインを読み取れば、「この痕跡を残したのはだれ?そこで何が起こっていたの?」などを、探偵のように推理することができます。
特に雪上は足跡などの痕跡が残りやすく、想像が膨らみます。
今回は私が日頃撮りためている足跡や動物の写真をご紹介していきますね!
まずはこちら。肉球や爪痕も残っています。
これだけでも何となく…どの動物か推測できますが、
歩行パターンをよく見てみます。
一直線上に進んで歩いている、前足と後足の踏み跡が重なる傾向がある、ことから、
獲物を狙うハンター歩きを得意とするキツネと推測します。
続いてはこちら。
スキー場で最もよく見かける足跡と言ってもいいと、私は思います。
正体はウサギ。
写真は下から上方向に進んでいます。
一羽なのか数羽だったのか…走り回っている姿が想像できました。
写真はたまたま私の前に現れてくれた、真っ白なウサギ。
初めて撮影できたウサギの姿に感動でした。
こちらはキジで矢印模様が特徴。
でも、歩く方向は矢印模様とは反対で、左から右へ。
木道に残っていた小鳥の足跡。
雪をキャンバスにしたお絵描きみたいでした。
野生動物の姿を見かけるのは難しいですが、足跡を見つけると動物がここにすんでいること、私達人間以外の存在を強く意識させてくれます。
スキー場のリフトに乗りながらでも、様々な動物の足跡を見かけることができます。
ぜひ色々なことに興味を持って楽しみ方の幅を広げてみてくださいね♪