冒頭の写真はイワツバメ。巣作りのための材料(泥)集めに一生懸命。
本日(20日)、戸倉ではエゾハルゼミが鳴きはじめました。
尾瀬では日陰や山肌にはまだ雪が残っていますが、尾瀬の春も進んできました。
ここでは、ミズバショウ以外の自然情報をお届けします。
(ミズバショウについては別のページで記載していますので、ご覧ください)
湿原では、ワタスゲの花が満開を迎えています。今年も多そうです!
茶色の湿原にショウジョウバカマのピンクが目立ちます。
続いて、イワナシ。
おいしそうですが、尾瀬では見るだけです!ギョウジャニンニク。
湿原ではカッコウ、オオジシギの声も聴こえ、林内ではジュウイチが飛んでいる姿も確認できました。子育て時期なので、鳥のさえずりで賑やかです。
さて、足元には濃いピンク色のものが落ちていました。
これは桜の仲間、シウリザクラの新芽を包んでいた芽鱗(がりん)です。
目線を上に移すと、まるで紅葉しているかのようにシウリザクラの若葉が赤く染まっていました。
この様子を「春紅葉:はるもみじ」と表現することがあります。
少し経つと緑色になってしまうので、今時期にほんの少しだけ見られる光景です
(ちなみに若葉が赤くなるのは紫外線対策だそうです。ここでは割愛しますが、興味がある方は調べてみてください)
桜の蕾も膨らんでいました。
尾瀬で桜が見られるのももう少し先ですね♪