みなさま、こんにちは。
「山茂る夏」と夏の季語にありますが、そんな言葉にふさわしい夏の尾瀬ヶ原の様子をお届けします。
風が吹くと、ワタスゲの果穂もフワフワと飛んでいきそうです。
さて、尾瀬ヶ原のニッコウキスゲの開花状況はと言うと、
まず、逆さ燧の池塘周辺で咲いています。
東電小屋方面に向かう途中もきれいです(上の写真)。
鹿柵の中ではありますが、今年もたくさん咲いてくれそうで楽しみです。
左のピンクの花はウラジロヨウラク。
右はニッコウキスゲの蕾ですね。
私はバナナみたいだなぁと感じるのですが、みなさんにはどう見えますか?
竜宮周辺ではサギスゲが真っ白な群落をつくっていました。
竜宮十字路周辺では木道工事も行っています。
すでに今年の焼印も押されています。
「風が吹けば草がなびくから、風の通り道が分かるね」
そんな会話をしながら歩きました。
ハッチョウトンボなど、トンボたちの数も増えて水辺が賑やかです。
羽が退化したため飛ぶことができないカミキリ。
コブヤハズカミキリにも出合いました。
物音がしたので周囲を見渡すと、只見川にニホンジカがいました。