皆様こんにちは
先週の尾瀬では、ホタルの観察とともに新月の星空や天の川も
楽しめました。
湿原の花は盛夏の種へ移ろうとともに、晩夏の花芽も大きく膨らんで
います。今年は多くの種類が当たり年となっているようで、これから
暫くは色々と楽しめそうです。
小屋の玄関前では、毎年早く色付くナナカマドの枝が、今年も赤く
染まり始めました。夏になるとすぐに色が変化しますが、原因は不明
です。ご存知の方がいらっしゃれば、そっと教えて下さいませ。
昼間は30℃近く気温が上昇しますが、朝は15℃程度と肌寒く
なります。星空や早朝散歩には、長袖を用意してお出かけ下さい。
梅雨が明ければ猛暑日になるのは尾瀬でも同様ですが、それでも
麓に比べれば過ごしやすい気温になっています。
尾瀬ケ原ではニッコウキスゲが終わり、コオニユリやキンコウカ、
コバギボウシなど初夏から夏の花へ移行しています。
今年はランの仲間は当たり年となりましたが、特にカキランは
数多く咲いています。
夜は空さえ晴れれば天の川や人工衛星、流れ星が見られ、気温が高い
ためホタルが活発に飛び回るのも確認されています。
都会の暑さを抜け出して、ぜひ涼しい夏の尾瀬へお出かけ下さい。
色づいた玄関前のナナカマド
キンミズヒキ
ヌスビトハギ
トモエソウ
オゼヌマアザミ
マルバダケブキ
トリカブトの花芽
タムラソウの花芽
サラシナショウマの花芽
バッタの抜殻