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2019.08.07

8月4日 東電小屋より

皆様こんにちは

 

 先週の尾瀬では、ホタルの観察とともに新月の星空や天の川も

楽しめました。

 

湿原の花は盛夏の種へ移ろうとともに、晩夏の花芽も大きく膨らんで

います。今年は多くの種類が当たり年となっているようで、これから

暫くは色々と楽しめそうです。

 

 小屋の玄関前では、毎年早く色付くナナカマドの枝が、今年も赤く

染まり始めました。夏になるとすぐに色が変化しますが、原因は不明

です。ご存知の方がいらっしゃれば、そっと教えて下さいませ。

 

 昼間は30℃近く気温が上昇しますが、朝は15℃程度と肌寒く

なります。星空や早朝散歩には、長袖を用意してお出かけ下さい。

 

 

 

 梅雨が明ければ猛暑日になるのは尾瀬でも同様ですが、それでも

麓に比べれば過ごしやすい気温になっています。

 

 尾瀬ケ原ではニッコウキスゲが終わり、コオニユリやキンコウカ、

コバギボウシなど初夏から夏の花へ移行しています。

 今年はランの仲間は当たり年となりましたが、特にカキランは

数多く咲いています。

 

 夜は空さえ晴れれば天の川や人工衛星、流れ星が見られ、気温が高い

ためホタルが活発に飛び回るのも確認されています。

 

 

都会の暑さを抜け出して、ぜひ涼しい夏の尾瀬へお出かけ下さい

 

色づいた玄関前のナナカマド

キンミズヒキ

ヌスビトハギ

トモエソウ

オゼヌマアザミ

マルバダケブキ

トリカブトの花芽

タムラソウの花芽

サラシナショウマの花芽

バッタの抜殻