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2019.09.18

9月16日 尾瀬沼山荘より

 

皆さまこんにちは
尾瀬沼山荘支配人の栗栖です^^

界隈はすっかり秋の空気になり
朝晩の冷え込みが厳しくなってきました。

尾瀬沼山荘では暖房を入れる日もあり
宿泊のお客様の中にはダウンを着て過ごされる方もいらっしゃいました。

そしてその冷え込みのおかげで
良く晴れた日の翌朝は朝霧がよく出ています。

幻想的な尾瀬へ。
反時計回りに朝の散歩へ出かけてみました。

夜明け前 逆さ逆さ燧ケ岳

出発前に沼の畔で。

裾野まで余すことなくしっかり捉えたこの雄姿。
見飽きることはありません。

三平下でしか見ることができない贅沢な景色です^^

湿原は初秋の香り

三平下から東岸を20分ほどで歩き出る大江湿原
草紅葉も順調に色づいてきて,見頃は下旬位になるでしょうか。

 

燧ケ岳へ早出する登山者

三連休とゆうこともあり
早朝から燧ケ岳に出かける方が目立ちます。
こんな中を歩けることも早出のメリットですね。

日中とは全く表情の違う朝の尾瀬
堪能してください^^

浅湖湿原から燧ケ岳の夜明け

大江湿原から一度林内に入り
長英新道入口を過ぎはじめに出る湿原が
浅湖(あざみ)湿原です。
燧ケ岳に陽があたってきました。

右から爼嵓(マナイタクラ),御池岳,赤ナグレ岳で
御池岳の手前にミノブチ岳があります。
最高峰の柴安嵓は見えません。

尾瀬沼北岸からの景色

沼の南岸にも陽があたってきました。
少しづつ朝を迎えます。

沼尻平の朝

陽射しが入ると
幻想的な尾瀬から一転神秘的に。
夜から朝にかけての変化が私はたまらなく好きです。
 

朝陽を浴びて黄金色増す沼尻平の湿原

朝陽を浴びる湿原は光に映え色味を増します。
草紅葉の見頃をさきどり

ここ沼尻平は朝陽がいち早く,よく入るので
草紅葉をさきどるには絶好の場所

ちょっとツウな尾瀬の楽しみ方です^^

尾瀬の花暦最終ランナー エゾリンドウ

小沼湿原入口

今シーズンはヤマドリゼンマの色づきが遅いように感じます。
日照不足でしょうか。寒暖差があまりないのでしょうか。
尾瀬ヶ原はどうなんでしょう。

また見に来るとします。

尾瀬沼南岸からの尾瀬沼

南岸には,景色が開けていて
雄大な尾瀬沼を一望できる場所があります。

やはりここも朝が最高に気持ちいい^^

三平下付近 朝の木漏れ日

深くなる森で木漏れ日を浴び三平下へ帰着。
コースタイム150分前後の朝の散歩でした。

くるっと尾瀬沼を一周
景色に雰囲気と
変化に富んでいて飽きない道です^^

荒沢岳から望む燧ケ岳

最後に1枚
外から眺めた尾瀬の写真です。

右下の双耳峰に見える山が燧ケ岳。

山を歩く人が富士を見つけて歓喜するように
私は近く山を歩くときはまず尾瀬の山を探しあて
見つけては心が躍ります。

この日も燧ケ岳の存在感は
そこに暮らす人々の息遣いを感じさせてくれました。

住めば住んだだけ思いも強くなりますね
私はますます尾瀬が好きになっていくようです^^