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2019.06.20

6月20日 東電小屋より

梅雨の狭間に射す陽光

 皆様こんにちは

 

 山の木々はすべて芽吹き、湿原もすっかり緑を取り戻しました。

 

 鳩待峠~山ノ鼻間の山地では多くの鳥たちが盛んに啼き、足元や

樹上では様々な花が咲いて、とても賑やかです。

 

 梅雨の影響は、雨よりも平均気温の低下が気になり、一部の植物

については生育が遅く感じます。

 

 山間部に広がる尾瀬は麓よりも寒いので、服装については暖かい

フリースなどを持参してお出かけ下さいませ。

 

 林内では盛んにコマドリ(雄)が鳴いています。

ウグイス(雄)は葉が出揃うと探すのが難しいです。

オオサクラソウ、鳩待街道のレアキャラです。

イチヨウラン、これも鳩待街道のレアキャラ

ツバメオモト、鹿に食べられて数が減っています。

ニリンソウの緑花、川上橋付近に多くみられました。

ミズバショウの多くは盛りを過ぎて仏炎苞が枯れましたが、綺麗に透ける事もあるようです。

ズミの花、満開でした。

ヒメシャクナゲも見頃です。

レンゲツツジの花芽、そろそろ咲きそうです。