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2019.08.29

8月28日 東電小屋より

幾重に重なる雲

 

 

 皆様こんにちは

 

 朝の気温は12℃前後まで下がり、昼も曇天ならば20℃以下の涼しい

気温となった尾瀬では、山地のカニコウモリやソバナ、湿原ではオゼミズ

ギクやサワギキョウなどが盛りを過ぎて、トリカブトやアケボノソウなど

が咲きはじめ、キノコはチチタケやベニテングタケなどメジャーな種類も

増えて、すっかり初秋の雰囲気になりました。

 

 先週はしばらく雨が続いた後の金曜日、漸く見せた晴天に採餌のため多く

の猛禽が飛び回り、ノスリや初めて撮影できたオオタカなど、遠方の被写体

を望遠レンズで追いかけて楽しみました。

 

 また、湿原に点在する地塘ではトンボの産卵が盛んですが、産卵時のリスクを

垣間見る事が出来たのは収穫でした。尾瀬では昆虫類の頂点に立つルリボシ

ヤンマと、水中では上位に位置する獰猛なヘビトンボの幼虫の戦いを10分間に

わたり、昆虫好きのご家族の解説で観戦した結果、根負けしたヘビトンボが大あご

ホールドをといて時間切れ引き分けとなりました。

 

オオタカ

ノスリ

アオサギ

アサギマダラ

カラスアゲハ

オゼミズギク

サワギキョウ

ヤマハハコ

ヒツジグサ

チチタケ

ホバリングするルリボシヤンマ

ルリボシヤンマとヘビトンボの戦い