原子力発電所の安全性を高めるために、新たに施行された新規制基準に対応する耐震強化などの安全対策設備の設置、シビアアクシデントに備えたフィルタベント(放射性物質の放出量低減化設備)の設置などを行っています。また、2018年1月には消防施設工事の特定建設業許可を取得しています。
(写真)出典:東京電力ホールディングス
使用済み燃料プールへ、新たに外部から注水を行う配管の敷設や、配管・サポート類の耐震強化等、安全対策設備の設置、放射性物質の系外放出を低減するためのフィルタベント設備の設置等を行っています。
(写真は、原子力発電所の配管サポート部耐震強化施工状況)
福島第一、福島第二原子力発電所の屋外消火設備や屋内火災報知設備等について、設計から施工までの実績があります。
2018年1月には、消防施設工事の特定建設業許可を取得し、消防施設全てを対象とした消防設備設置工事が可能となりました。
大規模プラントにおける消防設備の設置工事[PDF:381KB]
水道用耐震型高性能ポリエチレン管(PE配管)について、メーカーと代理店契約を結んでいます。
PE配管施工については当社独自の施工資格制度を導入し、高い品質と技術力を確保しています。
原子炉格納容器フィルタベント設備の空気作動弁遠隔操作として開発しました。構造として減速機とギヤ、等速ジョイントを組合せて使用することにより、さまざまな離隔距離・設置位置の選択が可能です。また、加振試験で耐震性を確認しており地震に強く、相対変位に対応しています。
(写真は、原子炉建屋空気操作弁の設置状況)