カーボンニュートラル社会の実現に向けて太陽光発電設備の導入が進んでいますが、使用済み太陽光パネルの適切な処理も重要です。
当社では2021年4月より、川崎市扇島の川崎リサイクルセンターにて太陽光パネルリサイクル事業を開始し、専用処理装置にてパネルを各部材に分離・分別した後、ガラス他の部材を、資源物として100%のリサイクルを行っています。
●有害物質の含有
太陽光パネルには鉛などの有害物質が含まれているため、適切な廃棄物処理が必要です。
●処理が困難
太陽光パネルは、主にガラス、金属、プラスチックで構成されておりますが、分別作業は非常に困難です。
●最終処分場がひっ迫
FIT法により、同時期に大量の太陽光パネルが設置されたため、いずれ大量に廃棄される時期がやってきます。
● 自然災害による破損
台風により太陽光パネルが飛散・発火したケースもあり、速やかな処理が必要です。
● 太陽光パネルの寿命・自然故障による破損
通常、設備寿命は20~30年と言われています。
● 発電事業の終了
買取期間終了などにより、発電事業から撤退するために設備を撤去する場合。
※東京都「使用済住宅用太陽光パネルリサイクル促進事業」について
東京都内の住宅から排出される太陽光パネルをリサイクルする場合は、補助金交付の申請が可能です。
詳しくは下記のサイトをご覧ください。(クリックすると外部サイトに移動します。)
当社の太陽光パネルリサイクル工場における、太陽光パネル廃棄物のリサイクル処理の流れを動画で紹介します。
当社の太陽光パネルリサイクル工場における、太陽光パネル廃棄物のリサイクル処理の流れを動画で紹介します。
100%リサイクルされます。
環境事業部 環境ソリューションセンター
ソリューション営業グループ
(太陽光パネルリサイクル担当)
TEL: 044-270-0030
FAX: 044-270-0031
受付時間: 平日9:00 - 17:00